「DENON SC-M37の改造」
詳細は、見たい画像をクリックしてね。
※改造は自己の責任において行ってください。
技術を理解できない方の改造はおやめください!
ホームに戻る オーディオに戻る
11/04/04 安くて箱の造りも良さそうなので、DENON SC-M37を購入した。
音も基本的に悪くは無さそうだが、音が微妙にこもっているのと、
気に入らないパーツ使用もあるので、2週間後に改造を行うことに。
ブックシェルフ・スピーカーシステム
SC-M37[防磁型]
希望小売価格 18,690円/ペア
10,900円で購入
SC-M37の主な仕様)
形式/2ウェイ・2スピーカー、バスレフ型、防磁設計(JEITA)
スピーカー/12cmウーハー×1、2.5cmソフトドーム型ツィーター×1
最大許容入力/60W(JEITA)、120W(PEAK)
インピーダンス/6Ω
周波数特性/45Hz〜40kHz
クロスオーバー周波数/3kHz
音圧レベル/86dB/1W・1m
外形寸法/W145×H233×D234mm(突起部含む)
質量/3.8 kg(1台)
付属品/接続コード3m×2本、滑り止め(1シート8枚)、吸音スポンジ×2
気になっていた部分
@SP内部のケーブルが細い
A低音が品のないボン付低音である
Bクロスオーバーネットワーク部品の質向上
※必ず行う改造!
1:バスレフポートの長さ調整
2:内部配線ケーブルの交換
(BELDEN STUDIO 718EXクラスのSPケーブル)
※BELDEN STUDIO 718EXは信号の流れの極性(向き)があるので注意です。
+−の極性とは別です!(入口と出口)
3:インシュレーターで設置(高さ8.7mmが良い)
視聴実験の結果
(前2点/後1点の3点支持)
低域と高域の繋がりバランスは
8.7mmが一番バランスが取れていた!
TOPに戻る
●エージングに付いて
オーディオ機器はエージングしないと音が落ち着かないようです。
SC-M37の場合は、
・最初の10日前後は低音が出すぎで、次の10日前後は低域が物足りなく
その後、次第に低域も出始めトゲある中高域と共に落ち着いてくる。
一般的な使用では、2-3ヶ月はエージングが必要なようだ。
我家では1ヶ月程度(10時間程度/日)で大分落ち着いてきたようだ。
※部品やケーブルを交換した場合は、2週間ほどエージングが必要です。
※軽いボン付低音が出すぎで中高音が殺されてしまい品が無い音です。
以下の改造で品のある音になりました。
購入後、3ヶ月経過で音が激変しました。
SPユニットのエージングが進んだのか?改造部品のエージングが進んだのか?
TOPに戻る
最初に簡単なプチ改造
・サランネットの枠を切り取る
音が濁り違和感があるので、サランネットのプラスティック枠を見てみた
格子状になっているので乱反射しているのか?
で、枠の強度を考え中心部がストレートになるように格子をカットしてみた。
素直な音になったような気がする。(本当に素直になったのかも)
余計な樹脂を
割らないように
気をつけよう!
TOPに戻る
クロスオーバーネットワーク部品の交換
やはり、最初はクロスオーバーネットワーク部品の交換だろう
まずは、ネットワークの参考回路図です!
使用する部品)
コンデンサ:すべて同一メーカーのフィルムコン JENTZE Cross Capに交換
抵抗:セメント抵抗からDALE 無誘導巻線抵抗 DALE NS-5に交換
解像度が上がりクリアになったが、まだ音の厚みや余韻がまだまだ
エージングで時間を取られるので、ケーブルも交換してエージングだ!
TOPに戻る
●内部配線ケーブルを交換
六角レンチでSPを取付けているネジを外せば良いのですがウーファーには
プチルゴムが付いているので強く引張らないと取り外せません。
※コーン紙を傷つけないように気を付けよう!
内部配線ケーブルを
BELDEN STUDIO 718EXに交換
SP端子からネットワークの
結線も交換しました!
※BELDEN STUDIO 718EXは信号の流れの極性(向き)があるので注意です。
+−の極性とは別です!(入口と出口)正逆の音を聴けばわかります。
部品の追加交換後は(ケーブル関係も)、
音が落ち着くまで鳴らし込んでから判断しよう!
改造後、エージング1日で、低音も高音も出なくなり物足りないラジオの音になる。
3日目辺りから音のバランスが落ち着き始める。
2週間経つと音が落ち着いてきました!
TOPに戻る
●バスレフポートの調整
・品の無い軽いボン付き低音なのでバスレフポートの長さを長くすることに
バスレフポート長は98.5mm前後で、ボン付低音から低中高域でバランスの取れた音に
バスレフポート長の目安が決まれば、気持ち長めにして
視聴しながら最終決定までカットして行きます。
カットしすぎた場合は、パテ系接着剤やシリコンコーキング剤で
土手を作り補正すれば良いでしょう。
※0.5mmの変更でも音が変わるので要注意です!
TOPに戻る
|