「ONKYO C-711Mの改造」
詳細は、見たい画像をクリックしてね。
※改造は自己の責任において行ってください。
技術を理解できない方の改造はおやめください!
05/11/2 難有り?のONKYO C-711Mをオークションで落札、
修復と改造を行うことに!
05/11/9 修復改造が完了です。(^^ゞ
06/8/6 無料プレゼントでお嫁に行きました(^^ゞ
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ONKYO CDプレーヤー C-711Mの修復改造方法をまとめていきます。
到着後の動作は無事再生できたが、最初だけだった(-_-;)
不具合現象は、トレイ開閉を繰り返す/音飛び現象です。
(C-711Mは、ONKYOのハイコンポシリーズ INTEC 275のCDプレーヤーです)
改造する内容をまとめて見た。
@カップリングコンデンサをポリエステルコンデンサに交換
※22uF 2個が+−逆極接続で並列接続されている。どう言うことだ?
通常は、並列も直列接続は同極同士の接続だぞ!
後で、HP検索でC-711M LTD(リミテッド)の内部写真を見ると
コンデンサは1個で+が回路側だ!可笑しいことに気が付きLTDに変更?
05/12/8 DC(ダイレクトカップリング)でコンデンサレスを行う!
A電源関連のコンデンサ強化だ
・電源関連のコンデンサ容量アップとケミコン/OSコンの追加
B安定化電源の放熱対策
CDドライブに供給する電源回路のプリント基板が変色し始めている。
まったく手抜きメーカーだな!その分改造のシガイが有る(^_^;)
CCDドライブの機構部分の点検
ゴムベルト点検とグリスアップを行う
※後から気が付いたが、電源の保護用ヒューズが付いていない(・_・)
※16ビットDACは、日本プレシジョンサーキッツのNPC SM5872CNだ!
●修復改造が完了したので 全体写真からお披露目(^^ゞ
フロント写真です。
デザインは悪くは無いですね。
上がCDプレーヤーのC-711M
下がレシーバーのR-811Mです。
どちらも信頼性がないONKYO製品だ!
改造後の内部写真です。
取りあえずここまでとしました。
これ以上は、手を加えたくない製品です。
手抜きは止めてくれONKYOさん!
肝心な音はどうなの
改造して、初めて聴ける音ですが、もう少し繊細な音と
臨場感がほしいです。(^_^;)
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@オーディオ出力のコンデンサをポリエステルに交換だ!
オーディオ出力のコンデンサは、22uFが2個あり+−逆極接続での並列接続だ(-_-メ)
可笑しな用い方だが、気にせずにいつものポリエステルに交換!
・オーディオ出力コンデンサ22uF2個を
VISHAY(ERO)のMKTに交換
配線材は、1mmのポリウレタン線で
行ったが、銅の単線なのでオーディオには
良いだろう(^^ゞ
当然、ICには銅箔テープです。
ダイレクトカップリングを行ったぞ!05/12/8
音は、当然だが繊細/解像度/臨場感とも向上し何とか聴ける音に(^o^)
これ以上の費用が掛からない究極の改造はないであろう!
@オーディオ出力コンデンサを外して
ショートしダイレクト接続
(直流分は20mV程度で問題はないだろう)
A10Kオームの抵抗4本の内L/R各1個を外す。
これだけでもOKだが、ミューティングで
ボコノイズが少しでる。
※ミューティング時の直流分ショートとボコノイズが気になる場合は
トランジスタのコレクタ(真中の足)に直列に、無極性(BP)コンデンサ10uF程度を
取り付けらればボコノイズも低減され直流分はショートされなくなるぞ。
Aさあ電源関連のコンデンサ強化だ!
・電源関連のコンデンサ容量アップとケミコン/OSコンを追加した。
メイン基板の部品面写真です。
・低損失のESRコンを追加と交換
・OSコンを追加
・おまけに並列にセラコンを追加(^^ゞ
メイン基板の裏面写真です。
・今までのケミコンは残して
OSコンとセラコンの追加です。
この方が、容量アップと品質アップ
当然、CPUとLSIに銅箔です(^^ゞ
前の持ち主も大分いじった後があり
フレキシブルケーブルが弱っていたが
やはり切れたしまった!(-_-メ)
が、手持ちのフレキが何とか使えた(^^ゞ
※フレキシブルケーブルには注意ですぞ!
CDメカ部の裏面写真です。
・ケミコン/OSコン/セラコンの追加。
モーター駆動は一番の大食いだよ!
当然、ドライバーICとLSIに銅箔だ(^^ゞ
整流ダイオードをショットキーバリアに交換!
音が変ると言うので、整流ダイオードを
ショットキーバリアダイオードに交換した。
ダイオードを交換した写真です。
・標準品より大きいです。
取り付け穴が小さいので
ピンバイスで1.2mmと大きくします。
・交換したダイオードです。
・付いていたダイオードは1A程度かな?
・交換したショットキーバリアは4Aです。
2Aは消費するとすれば、
4Aは必要でしょう(^^ゞ
●肝心な音は
変らないと思っていたら、これが結構変ります!
ビックリしました!(^○^)
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Bの安定化電源の発熱対策だ!
安定化電源の回路が5箇所?ほどあり、このうちCDドライブへ供給の
+7Vの部分の基板が熱で変色し始めている。
得意の銅パイプを用い放熱板の強化を行った。
銅パイプのカットと加工の参考写真!
・銅パイプを必要な長さでカットする
・適当な長さに曲げて、取付け部分は
ハンマーで平らにし、ネジ穴を開ける。
一寸曲がっているけど
これで、放熱効果は良くなったが
+7Vの発熱は、まだ50℃になる!
ONKYOは、CD動作時の負荷を考えて
設計していないのか!
ここまで、改造してきて感じたことは
・メーカーはユーザーの事を考えて製品化を行っていない!
・コストと利益重視で、手抜きが出来る部分は徹底して手抜きをしている
原価で100円掛ければ良い製品になるのに行わない。
リミテッド版で数100円のコストアップなのに価格が1万円も高くなる!
所詮、利益あっての企業なので、ユーザーは二の次だ!
1年の保障期間が切れて壊れる分は、痛くも痒くもないのか(-_-メ)
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トレイ開閉と音飛びの改善方法だ!
トレイ開閉を繰り返して止まらない現象と音飛びが起こる現象の
改善にトライしていきます。
・まずは、CDチャッキング部を
外した写真から。
トレイは排出して構造を
分かりやすくしてます。
トレイ開閉の繰り返しの改善
HPを検索していくと、トレイ開閉用のゴムベルトを
交換すれば改善されるらしいので挑戦だ!
・トレイ開閉のゴムベルトを
外した状態の写真です・
ベルトを掛けていたプーリーと
ギヤが見えますね。(^^ゞ
・ベルトを外すには、
先に保護カバーを取り外しますが、
外し難いので破損しないよう
気を付けて外します。
外した保護カバーの写真です。
・取り外したゴムベルトの写真です。
ゴムの周りにセメダインスーパーX2を
塗ってゴムが痩せた補正と密着性を
上げています。2日間乾燥して取付けます。
新しいベルトを購入すればよいのだが
一応、誰でも出来る応急処置です。
処置したゴムベルトは、プーリーとギヤを無水アルコールで
綺麗にしてから取付けます。保護カバーも忘れずにね(^^ゞ
※トレイ開閉の改善には、読取ヘッドを上げきれないので、
ヘッドアップ機構部のグリスアップも効果があります。
音飛びの改善
HPを検索していくと、ヘッドを移動させるスライダーシャフトを
清掃してグリスを塗布すれば、改善されるらしいので挑戦だ!
グリスは、模型屋でTAMIYAのセラミックグリスを購入した。
スライダーシャフト部分の写真です。
・金属のシャフトと稼動部に塗布
・シャフト横の横長樹脂性ギヤにも塗布
・バネの有る部分にも塗布
これで、一発でOKとなった!(^^ゞ
※音飛びはなくなりスムースにヘッドも動いているようだ!
CD一枚聴いて1回音飛びが有るか程度で、グリスが馴染んでくると
完全に音飛びはなくなるだろう。
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