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「S.M.S.L SD-1955の改造」
詳細は、見たい画像をクリックしてね。 ※改造は自己の責任において行ってください。 技術を理解できない方の改造はおやめください! 2011年2月 マイクロオーディオシステム用のDACとして購入 2011年9月 I/V対抗をVISHAY Z201、OPアンプをOPA627に交換し改造完了となる。 2012年2月 I/V変換部とフィルタ部のコンデンサを交換 2012年9月 仮想+−12V電源を別電源化と入力切替を変更しケースを入替える 2014年12月 2台目を入手し、DC-DCコンバータ内臓で最適化を行ってみた 2014年7月 デジタル電源部を別トランス供給し、桐箱ケースの再構築で終息です。 2015年11月 光と同軸の音質差をなくし、センタータップ式トランスに交換 ホームに戻る オーディオに戻る
S.M.S.L SD-1955の主な仕様 DAC:AD1955、DAI:DIR9001、I/V&LPF:OP275、USB:PCM2704 光/同軸/USBの3入力が可能なDAコンバータです。 電源:ACアダプター DC24V安定化電源
※必ず行う改造! 1:ACアダプターの電圧24Vを安定供給できるようにする。 (付属のアダプタはAC100Vで20V程度の非安定になっているので音が悪い) ACアダプターに昇圧トランスを付けるかトランスを100V用に交換 発熱が激しいので安定動作と発熱を考慮し22Vに設定が無難かも ※ACアダプター内部のボリューム調整で電圧を18Vに設定すれば安定化になるが 内部で+−12V電源に割振りし+9.0Vを8Vに安定化するので厳しい 2:内部の25V1800uFの耐圧がギリギリなので、35V耐圧のケミコンに交換する。 3:光入力が発振するので、技術資料の注意事項通り出力ピンに30pFを取付ける (光入力が切断された時に、ザーと発振する場合がある) ※音が良いと言うことは、音量を絞っても風鈴のように遠くまで音が通り、 音量を上げてもうるさく感じなく幾らでも音量を上げられます。 ※今回の改造で新たに認識したのは、良いパーツを活かすには 良いパーツ同士でないと個々のパーツを活しきれないと言うことがわかりました。 OPアンプOPA627を活かすには、I/V抵抗をZ201にしないと活かしきれなかった。 アンバランスな組合せだと、ごく普通の良い音になってしまう。 I/V抵抗をNS-5にした場合、OPアンプをOPA627にしないと普通の良い音になってしまう。 パーツの特性を活かすには、良いパーツ同士の組合わせが必要と言うことですね。 1点豪華主義ではパーツの特性を活かしきれません。 TOPに戻る
さあ楽しい改造だ! 改造を行う前に回路図を参考までに(自己責任で)
改造箇所) ・電源の強化 ・ACアダプターの交換 ・I/V抵抗の交換 ・OPアンプの交換 ・DIRのErr信号とDACのMUTE入力を結線 ・LEDランプの交換と定数変更 以上の改造で、解像度が上がりクリアで、音に厚みや余韻も付き SDメモリカードプレーヤーと組合わせて最強のシステムに仕上がりました。電源強化とOPアンプの交換だ! 電子機器の場合は、ほとんどが電源の強化改造です。 まずは改造後の写真から
・光入力素子のノイズ対策で、変換出力に30pfを挿入(IC技術資料より) ・ケミコンの容量アップと追加(低ESRケミコン) ・OSコンとEroフィルムコンの追加(既存フィルムコンは裏面へ) ・OPアンプをI/V変換部はOPA627にフィルター部はLME49720に交換 ボケた音からシャキッとした厚みのある音になってきた。 ※フィルター部のOPアンプをOPA2604に変更でより繊細な音に 2012/12 ・I/V 変換抵抗をDALE NS-5に交換(エージングは100時間必要) 標準の抵抗は繊細だが中域が薄く味気がないです。 (NS-5では、中域は良いが高域の繊細さと伸びがほしい) ●I/V 変換抵抗の交換 音が普通に良い音に一元化されてしまうので、崖から飛び降りたつもりで I/V変換抵抗をVISHY Z201(\3,610)に交換する。4個で14,400円だ! これが、DALE NS-5とVISHY Z201だ! ・こんな抵抗で音が変わる? 無駄なお金を掛けてどうするのと 言う声が聞こえそうですが 本当に変わるのですって!!!
※Z201に交換後の最初の音には、ビックリしました!まるで生演奏です!!! でも、音はドンドン悪くなり心配に(-_-;)でも、200時間ほどのエージングで 落着いてきて生演奏に近くなりました。(^^♪ 我が家のミニSPでは性能を発揮できないようで、宝の持ち腐れになるのかな? オーディオ愛好家さんに貸出しして、大型SPと高級アンプで評価が まるで生演奏との評価を得ているので、一度聴いてみたい!! ※電源はマイクロシステムに合せPCDP/DAC/SDP用を一体化しました。フィルタコンデンサの交換だ! 2012/02/25 以前から気になっていた、サイリング PPSD(ポリフェニレンサルファイド)が 入手困難になりそうなので、入手可能なうちに購入して、 I/V部分とフィルター部分のコンデンサをサイリング PPSDに交換しました。
※音は気持ちボケていたのと多少癖のある低音が改善され繊細さが増した。 低域も伸びているようです。 OPアンプはOPA627とLME49720(OPA2604に変更)、I/V変換抵抗はVISHY Z201、 フィルタコンデンサはサイリング PPSDで改造も終止符が近い! あとは、発熱対策で24V電源供給を+−12V供給に改造するか悩むな? 評判の良いオーディオ用パーツの製造中止が多く、 改造オタクにとっては致命傷です! TOPに戻る
さあ最終改造だ! 24Vからの仮想+−12V電源は発熱や音質に疑問があったので、 トランスを追加して+−12Vを別電源とし、ついでに入力切替回路も変更して、 電源ON/OFFでも指定入力モードで動作するように変更しました。 当然ケースも別ケースになるので、QA-550とポータブルCDの電源も内蔵しました。 ※改造を行う前に完成写真と回路図を参考までに(自己責任で)
直だしケーブルは ・QA-550(+9v) ・ポータブルCD(+5V)
改造箇所) ・ケースの入替え 加工しやすさと手抜きで、またまた桐箱を利用 (桐は割れやすいので注意) ・仮想+−12Vから別電源化 トランスを追加して別電源化、+12Vは大きめの放熱板取付け ・モード(入力)切替回路の変更 2回路3接点ロータリースイッチで2進化切替 ・SDカードトランスポートQA-550とポータブルCDプレーヤーの電源内蔵 トランスを追加して、非安定化+9Vと安定化+5Vを出力
・+8Vの放熱板はケースに入れた場合、熱がこもるので少し大きめのに変更しました。 ・コンデンサも厚みの制限が緩和されたので、容量の大きいEROに変更しました。 ・電源やモードスイッチは取り外しました。 ・ロジックICの4017は取外し、プルアップ抵抗 1Kを追加して ロータリースイッチから4052のA/B端子へ直接配線 LEDも緑/黄/赤と個別に取付けました。 ※これで、電源を切っても前回と同じMODEで動作します! 整流用のコンデンサは、追加して20,000uFにEROも追加!! ・外部供給の+9Vと+5vは、コネクタ化は行わないで直接ケーブルだし (usb電源など他に活用する場合はコネクタ化してください) ※整流用のケミコンは、追加で30,000uFにEROも追加!! 肝心の音は?) 切れが良く解像度も上がり一皮ムケた感じです。 TOPに戻る
デジタル電源部を別トランスで供給だ! アンプを交換したので、DAコンバータのコネクターも横出し式から 新しい桐箱ケースで、後ろ出しコネクター式に変更した。 その後、QA550とポータブルCDプレーヤーの電源供給も必要なくなったので、 外部電源供給用トランスを利用して、デジタル部電源を8Vレギュレータから 8Vのリップルフィルタ回路に変更した。 ※完成写真と回路図を参考までに(自己責任で)

※2016/08 回路図を更新 +5Vマイナス側にもコンデンサを追加 ・センタータップ式トランスに変更 センタータップ式トランスに変更して、音がクリアになり切れが良くなった。 ※エージング後の音質変化で、全波ブリッジ式に変更 OPアンプ電源は、ダブルブリッジ式に変更! ・光受光モジュールの電源に2,200uFを追加 同軸と光の音質差が無くなった! ※部品交換後のエージングは、50時間以上は必要です。 改造箇所) ・ケースの入替えと配置換えで、またまた桐箱を利用 (桐は割れやすいので注意) ・QA550やポータブルCDプレーヤー用供給電源を廃止 ・+12Vから8Vで供給していたデジタル部電源を別電源化 (外部供給電源用のトランスを再利用) シャットキーバリアダイオードとケミコン、20,000uF! ・+8Vのリップルフィルターの放熱板は、以前より発熱が少ないので少し小さくした。 幅が15Cmしかないので、ACインレットと電源スイッチや入出力を 15Cm幅に収めるの厳しかったが何とかギリギリ収まりました。 途中、光入力用表示LEDがケーブルの断線で点灯しなかったり、アクシデントもあったが 以前の横出し式より、分解しやすいのでメンテがやり易いです。 横出しの場合は、SP、RCA、光、COAXケーブルが横なので邪魔で目障りでしたが、 後ろ出しの場合は、アンプとの接続もケーブルが後ろなので見た目もスッキリです。 また、ポータブルCDプレーヤー(5V)とQA550用(9V)の電源供給ケーブルも 取り外したのでスッキリしました。 肝心の音は?) 切れが良く解像度も上がり一皮ムケた感じです。 TOPに戻る
2台目をDC-DCコンバータ内臓で最適化だ! 2台目は小型筐体をそのまま生かした最適化を行ってみることにしました。 改造箇所) 仮想+−12Vの発熱が大きいので電源部分を考える ・絶縁型DC-DCコンバータを内蔵してデジタルとアナログ部電源を完全絶縁 スペースがないのでUSB入力は使わないので関連部品を撤去し、 +12V 0.5A 6WのDC-DCコンバータを設置 仮想+−12Vは必要ないので関連部品を撤去し、 +−12V +−0.125A 3WのDC-DCコンバータを設置 以上の改造で入力電圧は+9Vから18Vまでと幅広くなった ※プリント基板のパターンカットを数箇所行い、部品の外しも結構な数でした ・ノイズ対策として、DC-DCには全周波数帯域に効果があるように、インダクタ経由で ケミコン、ERO MKTコン、銅箔PPコン、セラコン、OSコンなど複数追加 ※コンデンサの数が多く取付けには苦労します ・入力切替スイッチや関連ICも取外したので、COAXとTOSの切替は 単純なスライドSW切り替え変更でSWをUSBコネクタ跡に固定 ・トスリンクの出力に発振防止用の33pFセラコンを追加 ・レギュレータ出力に1,000uFと銅箔PPコンを追加 ・+−12V間におまじないコンデンサを追加 ・OPアンプ電源にPPSDコンを追加 ・音に伸びや繊細さ、厚みがないので、I/V変換抵抗をDALE RN60Dに交換 ・OPアンプの交換 試聴の結果、I/V変換部はMUSES 8920、フィルター部はLME49720に交換 ※完成写真と回路図を参考までに(改造は自己責任で)

結果は) 基板の半分以上の面積が電源関係の部品で占めてしまいましたが、 発熱もなく、無改造よりは良くなっているが、常用機と比べれば当然良くないです。 (I/V抵抗はVISHY Z201、オペアンプはOPA627とOPA 2604Aの組合せと比べれば酷です) I/V変換抵抗をDALE RN60Dに交換で、音の曇りはある程度取れたし、 OPアンプも/V変換部はMUSES 8920で、フィルター部はOPA 2604Aでは味気がないので MUSES 8920とLME49720で決定です。 ※入力電源電圧が+9Vから18Vと広くなったので車での利用もOKかな TOPに戻る
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