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「ONKYO R-811Mの改造」
詳細は、見たい画像をクリックしてね。 ※改造は自己の責任において行ってください。 技術を理解できない方の改造はおやめください! 04/9/29 難有りのONKYO R-811Mをオークションで落札、修復と改造を行うことに! 05/10/24 大分時間が掛かったが修復改造が完了しました(^^ゞ ホームに戻る オーディオに戻る
ONKYO レシーバー これから、R-811Mの修復改造方法をまとめていきます。 ・R-811Mの前にR-07をオークションで落札したが、ショートして出力段のTrを破損 ビクターのFS1はいじっていてコネクタ破損でそのまま、 メインであった、CR-L600もCDがこわれ+12Vの電源が出なくてそのまま R-811Mがメインで使えそうなので、先に修復することに(^^ゞ ※最近は、レシーバーのことをチューナーアンプと呼ぶのですね。 動作確認しているとAMステレオに対応しているのがわかり、仕様を見てみると ステレオセパレーションが1KHz 30dbと書かれている。希少価値かな(^^ゞ 改造する内容をまとめて見た。 @カップリングコンデンサをポリエステルコンデンサに交換 パワーアンプ(10uF)/トーンアンプ(1uF/2.2uF) A電源ラインとコンデンサの強化 ・電源ラインのパターンを無酸素銅ケーブルで補強 ・電源ラインにフイルムコンとOSコンで強化 Bスピーカー出力ラインの強化 パターンによる引き回しが長いので、無酸素銅のケーブルで直接接続 Cトーンアンプをパスするスイッチを取付ける (外部プロセッサー切り替えスイッチを無効にする) D安定化電源の放熱対策 プリント基板が熱で黒ずんで、銅箔も切れていたり弱くなっている。 改造後の動作確認で発振している(^_^メ) 05/07/07 ・電源コードを差し込むとSP出力に30V程度の電圧が発生する。 電源をONにすると位相補正用?の抵抗(8.2オーム)が燃える! 良い場合がたまにある!パワーアンプ部分を指で触ると 止まる(0Vになる)ので、やはり発振しているのだろう。 元々の回路が良くないのだろう(-_-;) ※発振対策で改善した!(^^ゞ 05/10/14 発信は、パワーアンプのセラコンの容量を2箇所定数変更して止った! 2pFと5pFとはいやに小さく、20MHzで発信していた。 ONKYOの技術はこの程度なので、もうONKYO製品は購入しないだろう! ※電源SWを操作するとBAND機能が動作し電源が切れない対策!(^^ゞ 05/11/12 時々、電源SWを操作するとラジオのFMやAMが切替り、 電源が切れない現象が有ったので不具合対応を行った。 原因はタクトSWの接触抵抗が大きく、他のSWが押されたと判断されるので SW交換を行い問題なく動作した。 解 説) ワンチップCPUの限られたI/Oポートを活用するために、AD変換入力を 複数のSW入力に利用した為に、SWの接触抵抗が大きくなると別のSWと 判断され不具合が起きる原因になる。 他社も同じ手法を用いているが、プログラム処理でのSWチャタリング 駆除方法の工夫でも有る程度は逃げられるが、 ここでもSWのコスト優先の落ちが付いたわけですね。(-_-メ) ●修復改造が完了したので 全体写真からお披露目(^^ゞ 05/10/24 フロント写真です。 デザインは悪くは無いですね。 デザインより信頼性を上げろ!
ポケットを開けた写真です。 超低音/低音/高音の調整ができます。 電源を抜くと消える時計は不要だ!
後姿の写真です。 スピーカーが2台接続できます。 オーディオには、外部機器との リモート接続端子は不要だ!
改造後の内部写真です。 原型からは大分変わっています。 フレキシブルケーブルも銅箔巻きだ! あとは、コンデンサの容量アップか 配線強化程度なので、これで終息としよう! ここまで1年も掛かってしまった(^^ゞ
肝心な音はどうなの 改造前の音は殆ど聞いてないので、改造前と後との比較は出来ないが まあまあ聴ける音です、でも単体のCDプレーヤーがないので詳細は? 自分で考えられる音質向上策を行ったので悪くなる要因は ないので自己満足しよう(^^ゞ ●先ずは、分解してお風呂に入れボディシャンプーした状態の写真を このONKYOのレシーバ R-811Mは、 INTEC 275のコンポ製品で、 現在はレシーバーは無くアンプのみで A900番になっている。 定価ベースでは5〜6万円前後だろう。 内部を見る限り悪くは無さそうです。
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@信号系のコンデンサをポリエステルに交換だ! 05/07/07 信号系のコンデンサは、パワーアンプ回路が10uF、トーン回路が 1uFと2.2uFのケミコンでカップリングなので、ポリエステルに交換! ・まずパワーアンプの10uFを VISHAY(ERO)のMKTに交換 無酸素銅のケーブルで結線 ・ついでに+−32Vのパスコンの 容量アップとフイルムコンを追加
・次は、トーン回路のケミコンを シーメンスのポリプロピレンに交換 トーン回路のバイパススイッチを 追加したので交換しなくても良いが ついでに交換した(^^ゞ
トーン回路をバイパスすれば、通過するコンデンサは、 パワーアンプの10uFだけで、基本的に良い音がするはずだがどうかな? Cトーンアンプをパスするスイッチを追加 信号を劣化させる余計なトーン回路をパスするようにした(^^ゞ ・PROCESSORのON/OFFスイッチの パターンをカット。 ・トーン回路入力と出力を スイッチで切替えて ボリュームに接続させた。
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A電源ラインとコンデンサの強化! 05/07/07 スピーカー端子までの引き回し、+−32V電源の引き回しと パターンが細いので、無酸素銅の線材で直接配線を行う! ・+−32Vは、8200uFのケミコン から直接出力段に結線 ・スピーカー端子へはベルデンの M45306 SPケーブルで直接配線 ・アナログSWのIC電源には OSコンを追加した。
・トランスから 整流器へも無酸素銅 ケーブルで結線 ・AC100Vからトランスへ ベルデンで結線だ!
Bスピーカー出力ラインの強化! 05/07/07 ・スピーカー端子にはBELDENの STUDIO 718MK2ケーブルを直接配線 ・ジャンパーを外してループを 回避した。
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Dの安定化電源の発熱対策だ! 05/06/17 安定化電源の回路が4箇所あり、ここの部分の基板が熱で黒く変色し プリントパターンも弾力性がなくなり、ひび割れをおこし電源を 供給できなくなるので、得意の銅パイプを用い放熱板の強化を行った。 まずは、銅パイプのカットと加工だ! ・ひとつは、70mmカットを2本 ・もうひとつは、45mmカットを2本 適当な長さに曲げて、取付け部分は ハンマーで平らにし、取付け穴をあけます。
いかがですか 一寸曲がっているけど これで、放熱効果は Goodで見栄えは 我慢!我慢!
+−12Vの発熱が抑えられない! 銅パイプ放熱の追加だ(-_-;) これで、発熱は何とか抑えられた。 ONKYOの技術はこの程度か! ※4電源の発熱は40℃〜50℃に収まった(^^ゞ
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パワーアンプ出力の位相補正抵抗が燃える! パワーアンプのR側位相補正用の8.2オームが燃える現象は、 パワーアンプが20MHzで発振していたのが原因だった! L側も電圧が出てすぐ落着くので、発振しやすいアンプのようだ! ●発信対策で発信を止める! ・まずは、L/Rの位相補正の写真から 位相補正部分のCRをR/L交換した。 すぐ交換できるよう部品面に実装! 抵抗は8.2オームだが手持の10オームを 実装、 コンデンサは0.047uFだ。
・取外した、L/Rの発振防止コンデンサ 2pFと5pF(L/Rの2個分)と 燃えた位相補正抵抗
・パワーアンプ入力増幅部の コンデンサ2pFを15pFに 5pFを33pFに交換してOK! 奮発してディップマイカにした(^^ゞ 7pFと15pFが発振の境界線のようだ!
以上で、安定化電源の温度も抑えられ抵抗焼けもなく安定に動作しています。 ONKYOは、トンでもない製品を作る会社なのか?、 1年過ぎれば壊れても可笑しくない作りなのだ! TOPに戻る
CD入力切替をアナログSWからリレーで行う!05/10/24 アナログSWによる入力切替は、ON抵抗も大きく素子も音質に影響するため、 リレーで切替えるように改造してみた。 ※ついでに、パワー部電源のコンデンサを8,200uFから14,800uFに 容量アップと銅箔でシールドを行った。効果は? ●何処から切替信号を抽出するのか! 入力切替信号は切替表示のLED駆動ポートから取出します。 単純にCD切替表示LEDの片側ピンから10Kオームの抵抗を 通して持ってきます。(駆動ポートに負荷が掛からないように) (CDがONで0.12V、OFFで4.75Vです) すべての入力をリレー切替にできますね(^^ゞ ・まずは使用する部品から! 回路は空中配線です。 ICの負荷が軽減するよう NPNの2段とした。 リレーは手持ちのDIPタイプ
・+5.6Vの取出し部分! 半田ショートしないように 気をつけます。 パネルの樹脂部分も こがさないようにね(^^ゞ
・CD切替信号に接続だ! ショートにはくれぐれも気をつけて 10Kの抵抗を直接半田付け 動作を確認してから 接着剤(ボンド)で固定します。
・CD入出力にリレーを接続だ! アナログスイッチのCD入出力を リレー接点でショートしただけ。 これでON抵抗が0.数オームだ!
・パワーコンデンサの銅箔巻きだ! 追加容量は3,300uFが2個の6,600uFで トータル14,800uFだ! 銅箔を巻いてキンキラ金だぞ(^_^;) 音は一気に改造したので何処が 効いているのかな?
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ヘッドフォンの音が悪く割れる! さて、組み立てて見るとヘッドホンの音が極端に割れる(-_-;) 分解して壊れてしまったのかと思いしばらく放置していたが 再度、挑戦で試しにスピーカを接続すると問題ない! ヘッドホン専用アンプを別に持っているようだ。 ※実際はスピーカー出力を分圧してOPアンプでバッファーしているだけ! ONKYOさんよ、その分のコストを他の回路に廻せよ! ・再度分解して、半田付けや銅箔切れの補正をしたが直らない(-_-;) ヘッドホンのオペアンプ回路電圧を測定すると-12Vしか加わっていない。 周辺に空き回路があり部品を実装しないと+12Vは加わらないようだ! ジャンパーパターンを追加するのを忘れたらしいようだ。 ・まてよ、そういえばパターンに半田ブリッジが一箇所あって それを直した記憶があるぞ!それが、+12Vの供給ブリッジか? でも、アートワーク設計時にジャンパー用のパターンを忘れたのは確かだな! -12Vはジャンパーで直接接続しているので、+12Vも直接接続してみた。 おおーーーー!いい音でなるではないか(^^ゞ ●さて、+12Vをジャンパーしたプリント基板の写真です。 空き部品に穴を利用して 線材でブリッジさせています。 (赤色の線です) +12Vを供給しています。
B側のリレーの接点の接触が悪い! B側のスピーカーのリレーの接触が悪く一瞬音量を上げないと音が出ない! リレーのカバーを外して手直しだ! (カバーは小さなマイナスドライバーで押し上げれば外れます) カバーを外して、固定側の 接点を内側に気持ち曲げて 接点間隔を狭めるのだ(^^ゞ ついでに真中で接触するように 位置補正も行った。
ボリューム基板を直接配線する 05/07/07 信号系のコネクタ化は、音質が劣化しするので直結にした。 ・既存のコネクタを外して フラットケーブルで 直接配線した。
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