「TRIO KT-6005の改造修復」
詳細は、見たい画像をクリックしてね。※改造は自己責任で行ってください。
技術を理解できない方の改造はおやめください!
09/21 TRIO KT-6005を入手
10/02 改造と修復が完了!(^^ゞ 10/03/16 UP
10/04 無料プレゼントでお嫁に行きました。
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1972年製のTRIO KT-6005で49,800円と言う、アナログチューナーを入手したが、
ダイアル板も含めランプ類がボロボロで点かない!
すべてのランプ類のLED化と劣化しているケミコン/ボリューム交換を行うことに
簡単な仕 様)
受信周波数:76MHz〜90MHz、感度:1.5μV/84MHz、歪率:0.3%、
SN比(100%変調、100μV入力):70dB
キャプチャーレシオ:1.3dB、選択度(IHF):80dB、IF妨害比:100dB(84MHz)
セパレーション:45dB(400Hz) 38dB(100Hz〜8kHz)
キャリアリーケージ:-65dB、歪率:0.5%、SN比:65dB
受信周波数:520kHz〜1610kHz、感度:13μV(IHF) 300μV/m(バーアンテナ)
外形寸法:幅435× 高さ153×奥行300mm、重量:8.9kg
●まずは、お顔とお尻の写真から
今まではミニコンポサイズなので
いやーーー大きいですね(^^ゞ
・AMは懐かしいバーアンテナです
・回路は、専用ICは使用されてなく
すべてディスクリート構成です
● 早速、分解清掃と半田補修を行う。
到着後の製品は、汚れやホコリがあるので分解した各部を
何時ものお風呂場でシャンピーで洗ってあげました。(^_^;)
1)動作確認はOKのようだが、ランプ類がボロボロ
2)電源は、ランプ用のAC7.8Vと13.5V安定化電源
内部の写真を公開だ
・表側は、フロントエンド
IF、MPX、MPXフィルター
・裏側は、電源基板、
スイッチ&ランプ類
で構成されている。
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修復と改造だ!
修復と改造は以下の内容で行う。
@ランプ類のLED化を行う
Aケミコン類をすべて交換
Bボリュームをすべて交換
C電源強化を行う
● 電源の強化を行う
ランプのLED化を行うのでAC 7.8Vを整流した、10Vの平滑コンデンサを増やし、
LEDランプの電源として用いる事にした。
・LED化の電源は意外と簡単だった!
ランプの片側はAC電源が接続されコモン側を切り替えているだけなので、
+10VをLED側に接続するだけで良い(当然、電流制限抵抗は必要)
・+13.5V用は1,000uFを3,300uF
330uF3個は470uFに交換
・10V整流用(半波整流)コンデンサは
容量倍増の2,200uF(1,000uF2個)
・ACからDC供給の配線変更
ランプのLED化をを行う
38年前の製品で、タングステンランプがボロボロで点灯しないのが多い!
白色高輝度LEDに拡散キャップを付けて改造を行った。
・ダイアル板の照明は、
標準の4個では光のムラが出る
7個に増やしてムラをなくした
・ムギ球ランプは、5mmと3mmの
LEDを使い分けした。
・ランプホルダーのLEDを差込
電流制限抵抗1kΩを半田付け
ケーブルを半田付け後
ヒシチューブを被せて完了
指標部のLED化は
拡散キャップは
被せません!
・オールLED化が完成したお顔です
あか抜けした感じですね(^^♪
・チューニングとシグナルメータの
光の色合いが微妙に緑と青系で違う
ケミコンとボリュームの全数交換を行う
38年前の製品なので、ケミコンの容量抜けが考えられるので全ケミコンを、
手持ちのオーディ用のMUSEや低ESR品、不足分は普通のケミコンとした。
半固定ボリュームも酸化して黒ずんでいたり、オープンもありで
手持ち品で全数交換しました。
☆IF基板の部品交換
前と後の基板写真
・交換前のボリューム
は真っ黒です
・コンデンサ交換後は
感度が上がりました
☆MPXとフィルタ基板の
部品交換後です。
・使用コンデンサは
MUSEと低ESRと汎用
・一部間違えて無極性
を購入、問題なし
※前面パネルのLINE LEVEL ボリュームは分解修正しました。
部品交換後の調整
計測器がないと調整は無理なので簡易調整しかないですね。
調整のポイントは、いかの通りです。
※知識のない方は、いじらないでください!
@ボリュームは、外したボリュームの抵抗値にあわせる。
(抵抗が不良の場合は同じ指標の位置に合わせる)
Aフロントエンドの調整は、
・周波数のトラッキング調整
コイルで76MHz付近を、半固定コンデンサで90MHz付近を調整
・受信感度調整
コイルで76MHz付近を、半固定コンデンサで90MHz付近を調整
・IF出力調整
・アンテナマッチング調整
BIF段の調整は、83MHz付近で
・ゲイン調整
・歪調整、S字カーブ調整
・出力レベル調整
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