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「TEAC CR-L600の改造」
詳細は、見たい画像をクリックしてね。 ※改造は自己の責任において行ってください。 技術を理解できない方の改造はおやめください! 03/10/06 TEAC CR-L600の改造品がショップで販売されているのを知り、 またまた、悪い虫が走り無改造品を購入し改造を試みる! ※2005/02 電源が壊れたので、無料プレゼントで貰われ再生されました。 ホームに戻る オーディオに戻る
TEAC CDレシーバー CR-L600の改造方法をまとめていきます。 ・03/10/27 シャープの低価格1ビットコンポの音を聴いたが、 やはり薄っぺらな音だった! このTEACのCDレシーバ CR-L600は、 定価 40,000円の製品で、 実売 19,800円で販売されており、 改造品は48,000円もしています。 ・改造品は、10万円以上の音がする と言う話です。
・パワーアンプは、今流行りの デジタルアンプ(D級アンプ)で、 音は、デジタルアンプ特有の 薄っぺらな音である(巷の話で) ※パワーアンプ以外は、 チップ部品は用いてないです。 大事な部分は銅メッキネジを 使っているぞ!
・音は、無改造のVH7-PCよりは良い音がするが、 究極のVH7-PCには負けてしまいます。 と言うことで解析と改造をすることにしました。 必ず行う改造! @+28Vの電源強化 ACDドライブの結合コンデンサの交換 Bパワーアンプの入力コンデンサの交換 CSPの入力側にフェライトコア(\500〜)や RADIO WAVE CUT(\8,500)フィルタを付ける D各電源ラインの高周波パスコンの強化 ●04/8/27 CDドライブが故障 CDレコードを聞こうと思ったら、音が出ない!ラジオは聞こえる! ピックアップは動いているが、モーターが回らない! 分解して調べてみたが、わからないのでラジオとして使おうで CDドライブを外して、組立て直す。 電源を入れると、バシッと音が!SP端子をいじっていたら音が出た。 表示がスーと消えていく。その内電源を入れるとボコのポップノイズが その内、音が出なくなる。ポップノイズだけだ!ミーティングや パワー部分のプロテクトやリレー制御が可笑しくなったようだ。 CPUのポートがいかれたかな? +12Vが出ていない!28V/5V/-12VはOKだ!その内直すか! メルコの無線LANと同じくゴミ箱行きだ! TOPに戻る
初歩的音質改善方法 ここでは、技術を必要としない音質改善を行います。 ●音質向上のための対策 @ SPケーブルのSP側にフェライトコアを入れる ・フェライトコアを入れることで 高域の癖が改善される。 CR-L600に限らず効果が あると思います。 ・デジタルアンプのSW周波数は 1MHz前後なので特に効くようだ。
A 電源基板からパワーアンプを接続するケーブルに フェライトコアを入れる。 SW電源とパワーアンプ基板を 接続するケーブルにフェライトコアを 入れることで、薄っぺらな音が 多少改善される。 ※基板は、外さなくても大丈夫です!
※ SP端子のDC電圧が数十mVを超えたら0Vになるように調整する。 シビアな調整なので注意が必要!数mV以内が限界で 5Vとコモン間のボリュームの可変範囲を狭くする改造が必要だ! B 電源ケーブルのアンプ側にフェライトコアを入れる 電源コードにフェライトコアを 入れることで、薄っぺらな音が 多少改善される。
以上で、薄っぺらい音が大分、改善されるが まだ、音に厚みが足りなく高域に癖がある。 究極のアナログボリューム化VH7-PCを超えないぞ! TOPに戻る
技術を要する改造 ここからは、技術を要するので理解できない方や 技量の無い方はお止めください! @ +28V電源ラインにLCフィルターを入れる。 Lは10Aを供給可能な物、 CはIN側 470uF/50V、 OUT側 8,200uF/63V+0.47uF 何れも手持ちの部品を用いたので 耐圧は、50Vであれば良い。 ※コンデンサは、銅箔を巻いて シールド効果を強化している。
高域の癖がとれ20分ほど鳴らしていると、 音に厚みが出て低音も締まってきた。 究極のアナログボリューム化VH7-PCを超えたぞ! ・11/22 入力コンデンサをフィルムコンに、リレー経由後の 28VにASCのポリプロピレンコンを5Vにフィルムコンを 追加/交換した。(写真は面倒になり撮ってません!) 結果)一見良さそうだ、次の日、中高音がまるっきり出てなく 音がボケている。1時間後、コンデンサが目覚めて復活! 高音の刺が取れクリアになった。と言っても微々たる物で、 この微々たる物が影響するのがオーディオです。 部品の追加交換後は(ケーブル関係も)、 音が落ち着くまで鳴らし込んでから判断しよう! A SW電源とパワーアンプ間をシールド SW電源のSWノイズをパワーアンプから遮蔽するために、 銅板を加工してシールド板を立てることにした。 ・0.5mmの銅板をカットし SW電源の放熱板と共締めにした。 ・SW電源のトランスと追加部品の 関係で銅板を加工していく。 どの程度音に影響しているのか?
B お馴染みの放熱板の強化だ! 発熱は少ないのだが、 今後の改造を考慮し 放熱板を強化した! CPUの放熱板をカットし ネジ切りをし取付ける。
改造後の内部写真だ! 製作したシールド板と 電源強化のコイルが SW電源のトランスに 一寸当っている。 後は、こんなものかな(^_^メ)
C お馴染みの電源コードの交換だ! ついでに、電源コードを ベルデンの718MKUに交換だ! 低音が締まり音に厚みが出てきた なかなかいいぞ! SW電源でもACコード交換は効く!
ここまでの改造で、大幅に改善されているので、後は部品交換か。 今後の改造予定としては、 @パワーアンプの結合コンデンサをフィルムコンに交換 03/11/22 交換済み、中高音が改善。 A入出力基板の結合コンデンサをオーディオ用に交換 04/2/27 電源強化に伴い交換済み、低域の伸びと高音の余韻が改善。 BCD出力ケーブルのシールド化 C入出力基板からパワーアンプまでのダイレクト接続 04/02/27 CDをダイレクト入力。 DCDドライブのOSCの単独回路化でドライブ安定度向上 (ドライブのメカが良くないと無駄かな) 04/2/27 電源強化など、低域の伸びと高音の余韻が改善。 Eパワーアンプを50W+50Wに出力アップ(電源電圧を+2Vアップ) 28Vの電圧をアップすると5Vも一緒にアップされてしまう(-_-;) 取り合えずこんなところかな! TOPに戻る
●パワーアンプ入力部の改造 04/01/30 パワーアンプの入力結合コンデンサと、 ゲインを決めるチップ抵抗を交換した。 ついでに手持ちのコンデンサで、+5Vと+28Vの電源強化を行った 入力の結合コンデンサを 安いフイルムコンに交換、 ゲインを決定する抵抗を チップ抵抗から金属皮膜に 交換した。+5Vに1000uFと OSコンを追加、これで多少 音質は改善されるだろう。
※ 実際には、+5V電源にセラコンも追加した。 リレー経由後の+28V電源に コンデンサの増設を行う。 スペースの関係から470uFを 2個パラレル接続し1000uFに 追加強化対策を行った。 実際には、セラコンも追加。 精神衛生上の気持です。
さあ、パワーアンプ入力部と電源周りの回路図だ! ※ICの詳細は、データシートをメーカーHPからダウンロードしてね。 04/8/31 回路図に、電源ONリレー、SP ONリレーの回路を追加 コネクタの結線と電源周り 入力部分を重点的に解析した。 +28Vのパスコンが弱そうだ! 容量の強化とOSコンを 追加すれば良くなるだろう これで最終にした!
パワーアンプ部の改造は、追加部品のスペースもないので最終にした。 注)改造後は中点電位を確認しよう! 中点電位がずれていれば、ボリュームで調整するが1mVを測定できる テスターが必要だ!シビアな調整なので、調整後音だししてVRを絞って確認、 電源を切って時間を置いてから、電源を入れてVRを絞って確認、 また音だしをして確認、変動が小さいようなら終了とする。 数mV程度のずれなら気にする必要もないだろう。(私は神経質なので気になる) Ref電源を追加して供給しないと変動は抑えられないだろう! ※どうもL側の中点電位の変動がR側より大きい数mV程度で問題はなさそうだが(-_-;) 中点電圧の変動は、TC2000の内蔵OPアンプのドリフトのようだ! ※電源がOFFでも、+5V/-12V/+28Vは通電されているので、カバーを開ける場合は 注意が必要だ!電源ケーブルを抜いてからカバーを開けよう! TOPに戻る
●CDドライブのオーディオ出力を解析 04/01/18 CDよりFMラジオの中高音が前に出て繊細なので、 CDドライブのオーディ出力部分を解析することにした。 CDドライブのコントロール基板だ! コンデンサ結合で出力され 直列に560Ωのチップ抵抗 まずはコンデンサの交換で 音質は改善されるだろう。 水晶発振子は16.9344MHzだ!
同じ容量のコンデンサが無いので 半分の容量のフイルムコンに 交換した。気持ちで銅箔テープも 中高音が前に出て来たぞ! あまり大きなコンデンサは 高さ制限があるので、 取付けには気を付けよう。
※音質は中高音にパワー感が出てきたが、一寸華やかかな? コンデンサのエージングが終わっていないからか? いずれコンデンサの品質アップと正規の容量に戻す予定だ。 後は、CDコントロール部クロックの高精度安定化で終息かな。 さあ、解析したCDドライブの回路図だ! ※各ICの詳細は、データシートをメーカーHPからダウンロードしてね。 コネクタの結線と電源周りを 重点的に解析した。 +8Vのパスコンが弱そうだ! 容量の強化とOSコンを 追加すれば良くなるだろう 後は、外部クロック化だ!
ここまで解析できていれば、改造もスムースに行くだろう。 さあ、CDドライブの改造だ! 04/02/27 改造内容は以下の3点だ! @+8V/+5V/Ref5Vの各電源強化 ケミコンの容量アップ、OSコン、セラコン(セラミックコンデンサ)の追加 A結合コンデンサのフイルム化 4.7uFのケミコンを積層フイルムコンに交換、小型で安価な(480円)物で我慢 B負荷抵抗の金被(金属皮膜抵抗)化 チップ抵抗(560オームと10kオーク)を金被に交換 まずは、改造後の写真から 写真から分かると思うが ・茶色が470uFのケミコン ・紫色がOSコン ・緑色が積層フイルムコン ・円盤型がセラミックコンだ ・負荷抵抗は10Kから22Kに変更 f特の低域を伸ばす目的
※部品の高さ制限があるので気をつけよう ・OSコンは、D/AのRefと各電源に47uFを1個で良いでしょう。 ・数10万円のCDプレーヤーに何10万uFと追加される方がおりますが、 スペース的に厳しいので、1個470uFの容量にしています。 ・04/5/11 CDドライブの出力コンデンサを交換 音が硬く低域の伸びも感じないので、 CDドライブの出力コンデンサを 日ケミのDTDからVISHAY(ERO)の MKTに交換した。 ※EROはVISHAYに吸収されたそうです。 結果)音の硬さが取れ低音も 表面に出てきた感じだ\(^o^)/ 小さいコンデンサは音が硬いのか?
・積層フイルムコンを 日ケミのDTDからVISHAY(ERO)の MKTに交換。 ※結果は、好みの音に近づいた! ・D/AのRef電源にシーメンスの 積層フィルムコンを追加した。
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●入出力基板を解析 04/02/13 結局すべての基板を解析する羽目になってしまった! 電源が弱いことが判明、ケミコンが全然少ない! さあ、解析した入出力基板の回路図だ! ※各ICの詳細は、データシートをメーカーHPからダウンロードしてね。 コネクタの結線と電源周りを 重点的に解析した。 −と+の電源は抵抗を通して 各ICへ供給されている。 パスコン強化とOSコンを 追加すれば改善されるだろう
ここまで解析できていれば、改造もスムースに行くぞ! さあ、入出力基板の改造だ! 04/02/27 改造内容は以下の3点だ! @+12V/-12Vの各電源強化 ケミコンの容量アップで交換と追加、OSコンの追加 A結合コンデンサのフイルム化 4.7uFのケミコンを積層フイルムコンに交換、小型で安価(480円)で我慢 BCD入力負荷抵抗の変更 カーボン抵抗(22Kを47Kオーム)を交換 まずは、改造後の写真から 写真から分かると思うが ・茶色が470uFの交換ケミコン ・紫色がサラウンドIC用OSコン ・緑色が積層フイルムコン 間合せのフイルムコンを交換でスッキリ ・CD入力の負荷抵抗は22Kから47Kに変更 f特の低域を伸ばす目的
・ICが裏付けのためOSコンの 取付け位置には考えさせれたが ICへの直付けが一番良いので 47uFのOSコンを裏付けした。 ・高さ制限がありギリギリの選択だ 何とかなって良かった(^.^)
注)部品の取付け位置によっては、高さ制限があるので気をつけよう! -12Vの電源だがコントロールしているような回路であったが、 ケミコンを470uFに交換、各ICの電源ピンにOSコン47uFを追加した。 結合コンデンサは全て積層フイルムコン(緑色)に交換し、 CDドライブ用のケミコンは外してショートして直結とした。04/7/21 入出力基板の結合コンデンサをニッケミからEROに全交換した! 以前からニッケミ(DTD)の音が硬く音に余裕が無いのでERO(MKT)に交換した。 まだエージングが済んでいないが、 音に柔らかさと艶がでてきた。 組立て時に他の基板などに あたるのでコンデンサの 取付け位置には注意が必要!
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●コントロール基板を解析 04/02/13 結局すべての基板を解析する羽目になってしまった! この基板も電源が弱いことが判明、電源供給元にケミコンがない! さあ、解析したコントロール基板の回路図だ! ※各ICの詳細は、データシートをメーカーHPからダウンロードしてね。 コネクタの結線と電源周りを 重点的に解析した。 −電源の用い方が?で コントロールされている。 相当数のパスコン強化が必要だ 追加すれば改善されるだろう!
ここまで解析できていれば、改造もスムースに行くぞ! さあ、コントロール基板の改造だ! 04/02/27 改造内容は以下の3点だ! @+12V/-12V/+5Vの各電源強化 ケミコンの容量アップ、セラコンの追加 Aヘッドホンアンプの+-電源強化 ケミコンが実装されてないので、100uFを追加 Bヘッドホン出力のコンデンサ強化 100uFを470uFに交換 まずは、改造後の写真から 写真から分かると思うが ・茶色が5V電源用4700uF ・青色が-12Vと+12Vの2200uF ・円盤型がセラミックコンだ ・ヘッドホンアンプ用+-電源の 追加ケミコン100uF。 ・ヘッドホン出力用を470uFに交換
※ヘッドホンアンプの電源にケミコンが入っていないのにはビックリ! いくらSW電源で安定化されていても各電源にパスコンを入れろ! ※サブ基板のチューナー電源にもOSコンを追加してるよ。 ●-12Vの終端抵抗を発熱強化対策 -12V回路の終端抵抗110オーム(220オーム2個パラ)が発熱するので 330オーム3個パラレル接続に変更した。 ・写真で判るが330オーム3Wを 3個パラレル接続して 発熱を分散させている。 効果はあるはずだ?
●海外の受信周波数帯に改造 ラジオの受信周波数を海外バンドにできないかの問合せがあり 基板のシルク印刷を元に実験確認してみた。 ・D308をD307に移動すれば FMの受信周波数が 87.50MHz〜108.00MHzに ・D306をD305に移動すれば FM 50KHz/AM 10KHzの チューニング幅になる。
04/7/23 日本と海外周波数の切替スイッチを付けてみた! 海外からの問い合わせもあるので、再度、動作確認する意味で、 切替SWを付け動作確認を行った。一発でOKだ! 確かに108.00MHzと 50KHzの帯域で 107.95MHzを 表示している。 SWはどちらも左側
D306とD308のアノード側を外して 外したダイオードの足をSWのコモンに 接続して、D305(307)とD306(308)の アノード側をSWの両端に接続する。 SWのどちら側が日本かを決めてから 接続してください。
注意)海外周波数表示がされても、チューナユニットのフロントエンドが日本用なので、 ノイズしか入らないようです。チューナーユニットを海外用のチューナーユニットに 置き換えないと駄目なようです! 04/7/23 (分解してみると、チューナーユニット内部のフロントエンドは101HJでJはJAPAN) 表示がOKなのでチューニング電圧も自動変更していると思い込んでしまった(-_-;) TOPに戻る
その他 パワーアンプに用いられているD級アンプのICは、Tripath社の TK2050(TC2000/TP2050 chipset)で、8Ω50W*2の出力が可能です。 データシートやプリント基板図がHPにアップされており、 改造にも役立ちます。 @Tripath社のHPは、http://www.tripath.com/audio.htm です。 A東芝のCDコントローラのデータシート(TC9462F)のURLは、 http://www.semicon.toshiba.co.jp/td/ja/ASSP/Audio_ICs/ 20010703_TC9462F_datasheet.pdfです。 B新日本無線のオーディオプロセッサeala1136(NJM1136)などの データシートのURLは、 http://www.njr.co.jp/_jfr005sem.htmです。 ・D級アンプは、発熱量も少なく放熱板も小さくて済む 出力段はPOWER MOSFETで、SW用LCフィルタの設計で 善し悪しが決まる。 ・電源はスイッチング電源を用い小型軽量にできるが、 SWノイズ対策や電荷蓄積対策(溜池)などを怠ると 薄っぺらな音になる。 ●プリント基板の写真 @ 入出力コントロール基板 A パワーアンプ基板 @ SW電源基板 TOPに戻る
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