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「ONKYO C-722MLTDの改造」
詳細は、見たい画像をクリックしてね。 ※改造は自己の責任において行ってください。 技術を理解できない方の改造はおやめください! 2006/05 ハードオフでONKYO C-722MLTDを見つけ購入! 改造を行うことに! 06/06/04 改造が完了です。(^^ゞ 06/06/19 本当に完了です(^_^;) ホームに戻る オーディオに戻る
ONKYO CDプレーヤー C-722MLTDの改造方法をまとめていきます。 音は出ましたと言うことだったが、実際の動作は音飛びで 聴けたものではなかった(-_-;) C-722MLTDは、ONKYOのハイコンポシリーズ INTEC 275のCDプレーヤーの リミテッド版で1996年10月から2003年ころまで販売されていた。 改造する内容をまとめて見た。 改造内容は、C-711Mの改造結果と解析を踏まえて行うことに。 @オーディオ出力のDC(ダイレクトカップリング)でコンデンサレスを行う! C-722M LTDではELNAのARE DUOREXU 47uFが付いていた。 A電源関連のコンデンサ強化! ・電源関連のコンデンサ容量アップとケミコン/OSコンの追加 BCDドライブ供給電源の分離! CDドライブに供給する電源の影響で電圧が変動して許容範囲 ギリギリなので、+7Vと+5Vを別電源とする。 CPWMフィルターの金属皮膜抵抗交換と精度アップ 抵抗比精度を1/10,000に選別し金属抵抗化を行う。 D安定化電源の放熱対策 放熱対策を行っていないので放熱パイプを取付ける。 ※加工方法は、「C-711M」を参照してください! ECDドライブの機構部分の点検 ゴムベルト点検とグリスアップを行う。 ※点検と改善は、「C-711M」を参照してください! ※回路はC-711Mと殆ど同じだ! ●改造が完了したので 全体写真からお披露目(^^ゞ フロント写真です。 デザインは悪くは無いですね。 上がCDプレーヤーのC-722MLTD C-711Mより操作SWが少ないです。 下がレシーバーのR-811Mです。 どちらも信頼性がないONKYO製品だ!
後ろ姿の写真です。 電源ケーブルは、 ベルデンのSTUDIO 718MKUに交換だ!
改造後の内部写真です。 取りあえずここまでとしました。 後は、OPアンプの交換で手打です。 手抜きは止めてくれONKYOさん!
肝心な音はどうなの 改造して、初めて聴ける音です。(^_^;) ・CDドライブの別電源化では、音の解像度と切れが良くなった。 低域のもやつき?が無くなったせいか音が硬くなったが エージングで解決されるのかな。 これ以上の音の変化は、システムの配置などを最適化しないと 自分の耳では良し悪しの判別が難しいだろう(^^ゞ ※一番安いC-711Mを購入して改造すれば 無改造のC-722MLTDを遥かに凌ぐ音が得られます!(^^ゞ TOPに戻る
@オーディオ出力のDC(ダイレクトカップリング)化だ! オーディオ出力のコンデンサは、ELNAのARE DUOREX 47uFだが、 C-711MのDC化で解像度の向上が著しいのでDC化を行った。 ・出力コンデンサの47uFを 外してショートで 解像度アップだ!
A電源関連のコンデンサ強化だ! ・コンデンサの容量アップとケミコン/OSコン/セラコンの追加だ! 場所や違いは未改造と改造済の写真を見比べると分るね(^^ゞ プリント基板の部品面です ・低損失のESRコンの交換と追加 位置的に厳しい個所も(^_^;) ・ショットキーバリアダイオードが コンデンサに隠れて見えない ※インデックスシールが目印(^^ゞ
※CDドライブ用+5V安定化ユニットが目立ちますね(^_^;) プリント基板の裏面です ・今までのケミコンは残して、 OSコン/フィルムコン/セラコン を追加し容量アップと品質アップ ショットキーバリアダイオードが 見えた!CPUとLSIに銅箔です(^^ゞ
※シャーシには追加部品がショートしないように フィルムシートを貼り付けました! CDメカの裏面写真です ・ケミコン/OSコン/セラコンの追加。 ・+7Vに470uFを2個/セラコン 真中から右側はヘッドに注意! ・+5Vに1,000uF/OSコン/セラコン 部品面に取付けてます!
整流ダイオードをショットキーバリアに交換! C-711Mの改造で良い傾向だったので ショットキーバリアダイオードに交換した。 TOPに戻る
BCDドライブの別電源化だ! 低域がやわらかい(もやっと)のは、CDドライブの電源を アナログの安定化電源から作っているため、CDを動かしたときの 電圧変動が大きく、音に影響しているようなので分離することにした。 電源の流れは、 13V -> -8.0V(アナログ) 13V -> 8.6V(アナログ) -> 5V(D/A、CDコントローラ、CDドライブ) -> 5V(CPU) -> 7V(CDドライブ) アナログの+8.6Vが高めなのは、+5Vレギュレータの最低電圧確保のため これを、次のように変更した 13V -> -8.6V(アナログ) 13V -> 8.6V(アナログ) -> 5V(D/A、CDコントローラ) -> 5V(CPU) 15V -> 5V(CDドライブ) -> 7V(CDドライブ) CDドライブ用の電源トランスです ・3,300uF2個で整流 ・+7Vのレギュレータと放熱板 ・ICは、PQ20RX11で低損失で1A シャープ製で電圧可変とON/OFFも可 ※設置はCDドライブ左横に決定!
CDドライブ用+5V電源ユニット ・プリント基板の何処に載せるかが 最大の難点でしたが、放熱板を曲げて 何とかCDコントローラ部品面に設置 ・ICは、+7Vと同じくPQ20RX11 ※絶縁シートを敷いてからコーキング(^^ゞ
プリント基板との結線には、車に使われるギボシ端子を用いた。 ※+5Vは電源ON/OFF制御信号にアナログ+8Vを用いた。 TOPに戻る
CPWMフィルターの精度アップだ! D/A出力のPWM信号の精度向上で、アナログ出力の左右DC電圧分の 軽減を狙い抵抗精度を1/10,000で選別し取りつけた。 結果、左右の電圧バランスが取れた。(8mVほど軽減された) これ以上は、OPアンプ交換か差動入力のバッファーを 入れないと軽減されないだろう。 D/AのPWMフィルター周辺です ・許容差1%の金属皮膜抵抗は 300本を1/10,000で選別だ! 音は変化したのだろうか(^^ゞ ※一気に改造したので?です
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Dの安定化電源の発熱対策だ! 安定化電源の回路が5箇所あり、このうちCDドライブへ供給の +7Vと+5Vは別電源にしたので、発熱は少ないが得意の 銅パイプを用い放熱板の強化を行った。 ※銅パイプのカット加工は、C-711Mを参照してください。 アナログ+8VとD/Aなど+5V ・銅パイプを必要な長さでカットする ・適当な長さに曲げて、取付け部分は ハンマーで平らにし、ネジ穴を開ける。 ※+8Vだけで良いが精神衛生的に+5Vも 振動防止と固定でコーキングもね(^^ゞ
・CPU用+5Vはパイプに切れ目を入れ 少し広げてから被せて締付けます ・CDドライブ用+5Vは設置時に 絶縁に気をつけて固定します。 コーキング剤をこってりと塗り ショートしないように!
改造してきて感じたことはC-711Mも同じだが ・メーカーはユーザーの事を考えて製品化を行っていない! ・コストと利益重視で、手抜きが出来る部分は徹底して手抜きをしている 所詮、利益あっての企業なので、ユーザーは二の次だ! 1年の保障期間が切れて壊れる分は、痛くも痒くもないのか(-_-メ) TOPに戻る
OPアンプの交換だ!2006.6 OPアンプをNE5532 -> バーブラウンのOPA2604AP -> OPA627AUに交換 OPA2604APは1個 600円、OPA627AUは秋葉原での入手困難で、 オークションで、下駄完成品で1個 3,800円と高い! 結局、オークションでOPアンプと下駄を別に購入し半田付けしたよ。 2604だと3個、627は6個と下駄3個が必要です。 OPアンプだけで、1万円以上の出費でした。(-_-;) ・OPアンプを外しICソケットを取付ける ・OPアンプの向きを確認し差込む ・写真はOPA627AU+BrownDogの下駄 裏面にもOPA627AUが張付いている これでOPアンプ交換が楽だ(^^ゞ
PWMフィルター部のオフセット電圧が高い(21mV程度)ので、 Offset電圧の調整用ボリュームを追加した。 ・温度で安定するように金皮と 分散しVRの抵抗値を小さくした ・電源オンで0.4mV、30分後は 0.1mV以下で、DC出力は完璧だ(^^ゞ
肝心な音の変化はどうなの? OPアンプ交換は、金額に比例して良くなるが、システムの性能が低い場合は 改造して初めて生きてくると思います。 無改造では音の変化は感じられるが、手抜システムでは良さが生きるか疑問です。 ・特にバーブラウン系「OPA627」は100万円以上のシステムで生きてくるのでは @C-722MLTDのNE5532(デュアル)150円 メリハリのある派手な音と派手なエコーで好みが別れるところです。 Aバーブラウン OPA2604(デュアル)600円 大人しく繊細な音である。 Bバーブラン OPA627(シングル) DIPタイプのBPが3,000円、スモールDIPのAUが1,250円と 一番高価である!(@Aの1個分には2個必要) OPA2604よりも低域高域ともに延びがあり、音が前に出てくる。 値段相応のものがありそう。。。。。 我家のシステムも貧弱なので(^_^;)良く鳴ってはいるが 完全に生かされていないようだ! ※他のOPアンプより発熱が多く手で触って結構感じます(^^ゞ ※エージングは必ず行ってから判断を行うこと! ・エージングは30時間以上おこない判断する 部品交換や改造直後は音が悪い場合が多い エージングには50時間は必要と思ってください! ・エージング後の音は、安定した飽きの来ない自然な音です。06/06/25 今まで、再現できなかったフルオーケストラも気持ちよく聴けます(^○^) これと言った特徴はないが、一日聴いていても疲れません。 低域/高域も延びており、音の速度にも追従、個々の音も再現している。 飽きの来ない自然な音!自然な音を再現するのは難しいので これがOPA627の特徴なのと勝手に判断してます。 音量が小さくてもある程度聴けますが、少し音量を上げたほうが 解像度の良さが明確に現れます。(CDではなくアンプかSPの性かも) ※同じパーツを使用しても、音が良い/悪いと違う判断があるので、 何故なのか?まとめる予定です。 ●カバーに発熱用の穴をあける 発熱が結構あるので内部にこもった熱を逃すために 放熱用の穴をあけたぞ(^^ゞ これで、内部発熱の放熱は大分改善されるだろう(^^ゞ 鉄板が硬くて穴が(^_^;) 穴あけ位置は ・電源トランス部分 ・放熱板部分 ・OPアンプ部分
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CD基板の不具合!2006.10.10 CDを認識しなくなったのでCD基板をチェックしてみた。 いやーーコストだけを考えたプリント基板ですね!(-_-;) 普段は見れない裏面です。 ・パターンは導電性アルミ粉 (接着剤)?のシルク印刷だ! ・抵抗もカーボンのシルク印刷だ! ・輪を掛けてスルホール処理だ! これでは、信頼性がまるで無しだ(-_-;)
半田付を行うとパターンが 融けてしまう(-_-;) ・経年変化でパターンが断線しても 可笑しくないね! 1年保証だから1年持てば良い(-_-;) ※不具合は起るべきして起った製品だ!
断線の対策方法は、これしかない! ・スルホール先からスルホール先へ ジャンパー線での導通しかない! ・写真では2箇所をウレタン線で ジャンパーしている。 コスト優先の悪い例で、困ったものだ(-_-;)
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